2021.05.3 Landscape Online at Otohatoba
自分とL.L.Lotusさんとで主催しております、20年代型JAZZ CROSSOVRのパーティーLandscape。今回はOtohatobaをスタジオとして配信メインのイベントを開催いたしました。
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Otohatobaは現在休業中ではありますが、今回特別にノンアルコールでのカフェ営業をしてくださりましたので、現場には想像以上にたくさんの方に来ていただき感謝でした。
今回は45分のDJ×2セットで、DJが二人という、強行具合が感じられる流れとなりましたが・・・笑 全体的にはスムースに、JAZZを軸に様々なリズムをCROSS OVERさせた回になったかと思います。
L.L.Lotusさんはテーマを事前に告知されており、一本目はAviationと題し、海外旅行の旅程のなかでも、往路の期待感と緊張感を表現したもの。二本目はNightfallとし、夕方、といっても、落日の雰囲気ではなく、都会の喧騒のなかで夜を迎える感覚、これから愉しみな場所へ向かう心境を表現したセットでした。
実際に聞いてみると、確かにシーンを思い浮かべる場面もありましたので、あらかじめこのように告知することも一つの方法かなと感じました。
自分の一本目は、個人的Brit Funk解釈を、二本目は、前日の反省を生かし、じわじわくるTECHNOとJAZZがCROSSOVERしている楽曲を軸にDJいたしました。
Brit Funkていうのは、今JAZZ DJの中ではホットな言葉の一つです。
世界的JAZZ DJ ジャイルスピーターソン氏と、インコグニートのベース担当のブルーイ氏のユニット、STR4TA(ストラータ)のリリースの情報が出たときに反応を示したDJも少なくありません。
Brit Funkについて詳しくはこちらをご参照ください。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35733/1/1/1
今回DJで選曲したSTR4TA楽曲がこちら
ある意味Brit Funkもあげすぎないテンションのダンスミュージックではないかと個人的には分類しております。
あと面白く感じるのが、STR4TAのリリースのほんの少し前に、近しいイギリス系のアーティストからBritFunkを感じる楽曲のリリースがあったことでした。素直なリズムと気持ちのいいドラムが良かったので、何曲か購入し昨年からDJで使用していたのですが、まさかここで点と点が繋がり線となるとは思いませんでした。
ジャンルで括るからややこしく感じるだけで、ACID JAZZやスムースなJAZZ FUNKの一種と捉えればより理解しやすいかなと個人的には感じてます。
あと個人的に今回推したかったのは、WheelUp氏がプロデュースしたLPからの曲がかなり調子良いのでいくつか選曲しております。
JAZZといっても過去のものではなく、まためちゃくちゃおしゃれでもなく、泥臭いものや、パーティーミュージックに特化したものなど多種多様です。特に最近はUKを中心にどんどんかっこいい曲のリリースが続いております。BASS MUSICに近しいものもあり、さすがUKだな!と感じることも少なくありません。
そういった楽曲を自分のDJの中心に据えてDJをしていければなと考えております。
DJ自体は上手く行ったと思うのですが、やはりリアクションを得難いのが配信の難しいところですね。配信を個人でもやっておりますが、自分でも現場の方が向いていることは感じておりますので、一刻も早くコロナ収束していただき、また皆様に音楽を届けたいなと思います。
来月も開催するとは思いますが、配信と、可能であれば現場でDJしつつ、探り探りではありますが、自分たちが考えるLS観を様々な人に伝えていければなと思います。
どうぞよろしく。